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12歳年下の彼に溺愛される話

第66章 先月の話……



彼と…紫苑さんが…昔どんな
関係だったのかとか…は、
詳しい詳細までは…話してなかったにしろ
ある程度の想像が出来る位には十分で。

ぎゅっと…彼に抱き締められて
彼の胸に自分の顔を埋めた。

『巴さん…
髪の毛…乾かさないと…、
濡れた髪の毛のままじゃ…、
身体が冷えて、風邪引いてしまいますから』

ぎゅうう…と
…巴が港斗の身体に
自分の身体を押し付けて。
身体を離す事を拒否する。

「嫌ッ…このままが…いい…ッ、
このまま…が…いい…のッ…離れないで…ッ」

『巴さん…僕にキス…
して貰ってもいい…ですか?』

さっき…紫苑さんにされたキスを
私のキスで上書きして欲しいと…
そんな風に…彼が言って来て。

彼が…こっちからキスがしやすい様に
自分の身体を屈めて来てくれて。

ちゅ…ぅ…と巴が自分の唇を
紫苑のキスに上書きする様にして、
彼の唇に押し付けてキスをする…。

「んっ…港斗…君…ッ、好き…っ…」

『僕も…ですよ…?巴さん、
僕が…好きなのは…巴さんだけです…』

ちゅ…っ…、ちゅ…と
彼の唇に自分の唇が触れてない場所が
出来ない様に位置をずらしながら
巴が港斗にキスをして行く。

『好きなのも…、キス…したいのも…
それ以上の…事…したいのも全部…、
巴さんが…いい…です……』

「んぅ…んんっ…ん…はぁっ…んッ」

そう言ってこっちから彼に
港斗君にしていたキスは…
彼からのキスに…変わっていて。
されるままに…お互いの唇を
求めあってキスを交わし合って貪り合う。

彼の手がパジャマの上から
私のおっぱいを揉んで来て。
腰に回していた手が…腰から
お尻の方を撫でて来る。

『巴さん……良いですか?』

その良いですか?が何を指してるのかは
巴自身も…分かっていたが。
ここは…彼の実家で…隣の部屋に
彼の弟さんの…奏多君が居て
下には彼のご両親も居て…、
客間には…あの…いとこの紫苑さんも…居るし。

それに…今は…私は…生理中…で…。

こっちが…あれこれと…
ここで…今からえっち…するのは
ダメなんじゃ…無いかって…考えていると。


『じゃあ…、巴さんは…
そうしたいって…思って無い…ですか?』

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