第7章 ライムを添えて ※
優しくしてやろうとゆっくり進んでいたというのに・・・、コイツに遠慮をするとこちらが痛い目に遭う。
「む、り・・・・・・おっきくて・・・やぁんッ!」
「うるせぇ・・・何度も言うな。さっさと俺の形を覚えろ!」
「きゃあぁッ・・・!!」
舌で乳首を転がして腰を前後に激しく揺らす。
数回突くと甲高い声と共にミモザが達して。
ナカの締め付けは先程よりもキツくなり・・・・・・自身の声が出ないようにキスをしながら絶頂を迎えた。
「ッ・・・・・・ク・・・・・・はあッ・・・はあッ・・・」
「ん、はぁっ・・・はぁ・・・・・・っ」
ドクドクとナカに注ぎ込まれる感覚。
ソレは相当熱くて濃いだろう。
やっと繋がれたことで心が満たされ、一段とミモザが愛おしく感じる。
半開きの唇に誘われてキスの雨を降らせた。
「ん・・・んっ・・・ジン・・・」
「ミモザ・・・・・・愛してる・・・」
「ぁんっ・・・耳・・・だめだって、ばぁ・・・・・・」
「・・・・・・それ、どうにかしろよ・・・」
蕩けた顔と声にヤラれ、俺のモノは萎えるどころか最高に昂っていて。
まだヒクついてるナカに構わず角度を変えて出し入れし、幸せを噛み締める。
ミモザと俺の液がグチュグチュと混ざり合い・・・
興奮が収まらず日付が変わるまで抱き続けた──
♦︎♥︎♦︎
「あ・・・コールドムーン・・・」
俺の腕の中で微睡んでいたミモザが窓の外を見て呟く。
今年最後の満月を抱き合って見られるとは・・・。
コイツもコールドムーンという名を知っていたのだな、と後ろから抱きしめ髪の香りを堪能する。
「バーで声を掛けてくれた人がね・・・教えてくれたんです」
「今すぐ忘れろ」
「ひゃぁ・・・っ!」
やはり見える所に印を付けねば意味がない。
髪を避け、首筋に華を咲かせて・・・・・・
結局、時間の許す限り俺の気が済むまで抱き潰した。