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死んだと思ったら人類最強と恋をした。

第4章 ゴロツキ


ユリ side

何が起こったか自分にもわからない。

ただ涙がとまらなくて とまらなくて

怖かった

でも兵長はこんな私を調査兵団に招いてくれた。

そんな状況が理解できなかった。

しばらくしてリオナとも会えた。

「ユリ!!!!」

「リオナ!!!」

ギュッッ

「よかった、、、、ユリが生きてて、、、、。」

「むちゃしないでって言ったのに、、、、、!!」

「ごめんごめん」

「そんなんじゃ済まされないよ〜」

「でもお互い生きてるんだから良いんじゃない?」

「まぁそうだね、、、、、、。」

喋れた、、、。

たったの数十分苦しかった。

生きた心地がしなかった。

息ができないようだった。

でも今やっと解き放たれた気分になった。

そして目の前にはエルヴィン団長がいた。

「君たちに聞きたい話が山ほどある。とりあえず地上に行こう。」

エヴィン団長はそう優しく言ってくれた。

他の兵士も気を使ってくれたのか地上までは私達に喋りかけることはなかった。

この世界に来て初めて外に出る。

一体どんなふうに見えるのか。

今まで漫画やアニメで見ていたあの世界はどんなふうに私の目に映るのか。

正直

楽しみでしょうがない。
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