第8章 潜入の前に※
『ぁっ......やだッ...弔くん...ごめんな...さい......も!だめっ!』
弔くんの舌が秘部の割れ目をかき分けて突起を探し出すと、リズミカルに刺激してくる。そして同時に入れてきた指を折り曲げ私の弱い所を執拗に攻めてきて、またもや快楽の波に飲まれそうになる。
「イけ......」
弔くんの低くて掠れた艶のある声が快楽の波へと後押しした。
『あぁ......んっ.........イくっ...イっちゃうぅ...っ弔くんッ!』
プシャァァっと自分の中から何かが勢いよく噴き出し、弔くんの顔を盛大に濡らしてしまう。怠い上半身を起こし、弔くんを見る。自分の醜態にここから消えてなくなりたいとさえ思った。
『ひっ!!ごめんなさい....やだっ.....弔くん......私っ.........』
「クッ......潮吹くほど良かったかよ....」
恥ずかしいはずなのに、くつくつと笑いながら舌なめずりをする弔くんのその姿がものすごく官能的に見えて息を呑む。
『潮?吹く...?』
「あぁ......そろそろ俺も限界なんだわ」
『え.........』
私の質問を無視して弔くんは着ていたシャツとズボン、下着を全て脱ぎ捨て私の脚を広げる弔くん。
初めて見る弔くんの裸体。今まで不健康そうに見えていた弔くんの肌はこう見ると水色の髪の毛とよく合うんだなと思った。綺麗な鎖骨、程よく引き締まった胸囲と腹筋。
あまりに色っぽい弔くんの身体に私は直視出来ずにいた。
『ちょ......ちょっと待って!弔くん...』
「あぁ......お前初めてだもんな。大丈夫だ、なるべく優しくする」
『ちが.....くて』
いくら経験がない私でも弔くんとこれからしようとしている事は想像が付いた。
目を逸らしても、嫌でも視界に入ってくる弔くんのお腹まで反りきった大きいソレ。
本当にソレが入るの?
「んだよ、腹括れ」
その言葉が合図のように弔くんは私にキスの雨をふらせ、上半身を優しく押し、背を支えながらベッドに寝かせた