第4章 ゴールデンウィーク
美希SIDE
「ここで待ってて?」
ここっていうのは、おばあちゃん家
で大希が使っている部屋の前。
「分かった。」
そう返事すると、大希は部屋に入っ
ていった。
「ふぁあー。」
やっぱ眠いなー。もうちょっと寝た
かった。
それにしても、大希との1日修行み
たいなのなにしよー?
一回闘ってみるかな。
「そんな事したら、俺瞬殺だぞ。」
「あれ、大希いつの間に?ってか
大希ってエスパー?!」
「今さっき来た。てか、ねぇちゃ
ん完全に声に出てたw」
「まじかーwあ、それでいい物っ
て?」
「(めっちゃ目がキラキラしてる
。可愛いすぎだろ。)これだ。」
「闇蝶の特攻服?」
「ぁあ。」
「でも、私族に入ってないよ?」
「でも、特攻服が欲しいと思う瞬
間無かったか?」
確かにいっぱいあった。
いつも登場する時になめられてイ
ライラする事が特に、、、
「沢山あった。」
「(ちょ?!まじかよ!イライラ
する事を今思い出さないで!殺気
が半端ない!!)」
「ででも、ねぇちゃんの事だから
馬鹿にした奴潰したんだろ?」
「当たり前!」
(満面の笑み)
「///(殺気はなくなったけどこれ
はこれで心臓に悪いな。)」
「か、顔が赤いよ?!風邪??」
「大丈夫だ。こうすればな。」
そう、大希が言うと
ちゅっ
リップ音をたてて私のおでこに
キスをした。
「な、な?!」