第3章 キャンプ

美希SIDE

「それでは、始めて下さい。」

その言葉でまた一気にざわついてき
た。

「じゃあ、野菜切る係と、米洗う係
と火を興す係に分かれよ？」

私の班では、花ちゃんが仕切りだす。

結果、
私＋茜ちゃん＝野菜係
花ちゃん＝米係
男2人＝火係

ジャンケンで決めたんだけど、良か
ったぁー
茜ちゃんと一緒だ。

カレーは、家で何回もやっている
から慣れている。

まぁ、茜ちゃんは大人っぽいしカレ
ーなんか、簡単にd…

「茜ちゃん、、、大丈夫？」

「全然できなぁーい！！」

茜ちゃんはジャガイモの皮むきの時
点で手が震えていて危なっかしい。

「貸してくれる？」

「う、うん。お願い。」

私は、ジャガイモを茜ちゃんから受
けとるといつものように、剥いた。

「す、すごい！てか、早いっ！！」

「そ、そうかな？」

「そうだよ！！調理する回数多いの
？」

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「できたぁー！！」

茜と話している内にカレーができた。

「ゴメンね！ほとんど美希に頼っち
ゃって！」

「そんな事ないよ。」

お気づきの方もいると思いますが私
と茜で呼び捨てで呼びあおうという
事になったんです！！

その後、班の中で美味しくカレーを
頂きました。