第4章 プレイルーム

ナオトさんの指が、
自分の中に入って来るだけで…。

ゾクゾクと…背筋が泡立って快感が
走り抜けて行くのを感じる。

自分の…膣の中が全部…、
感じる、気持ちいい場所に
なってしまってるみたい…だ…。

そんな勘違いをしてしまう程に…、
自分の膣が彼の指を締め上げて、
その指の形を自分の中で認識する。

自分で感じて締め付けては
気持ち良くなってしまって。
更に彼の指をぎゅうぎゅうと
自分の中が締め上げてしまう。

「んぁああっ、んんっふあぁ、ンんッ…」

『こっちも…、一緒が良いですか？』

指で朱莉の中を探りながら、
ナオトが親指を
クリトリスに押し付けて来て。
ギュウウウッと朱莉の中が
更に、自分の中にあるナオトの指を
強すぎる程に締め上げる。

自分の中で…
快感が膨れ上がって行くのを
自分の身体で感じて居て。

気持ちいい…に…、

支配されて行くみたいだ。

気持ちいい…、

気持ちいい……ッ…。

『良い…お顔…になって来てますよ？
もっと…、気持ち良く…なりたいですか？』

「ふ…は…ぁ…、はぁ、
もっと…？気持ち良く…ッ」

こんなに…、
頭の中が…溶けそうな程…、
気持ち良く…
もう、なっちゃってるのに…。

もっと…気持ち良く…なれる…の…？

ナオトの指が…器用に
片手でチャイナボタンを
外して行って朱莉の
チャイナドレスの前を開いて行く。

ピン…とそそり立って居る乳首を、
ちゅ…ぅ…と音を立てて吸われて。
チロチロと舌の先で転がされる。

「んはぁああ゛んっ、
んんっ、あぁっ、んぅ…ッ」