• テキストサイズ

【名探偵コナン】ゼロの花嫁【短編】

第1章 【降谷 零】合コン




こういう行為で初めて心が満たされた気がする。

今まで付き合ってきた人も"好き"という感情はあったが、零に対する想いが本物の"好き"なのかもしれない。



「抜くぞ」

「ん・・・はぁ、んっ・・・」



2人で絶頂を迎え、落ち着いた頃に私のナカから零が抜かれた。

ただ抜いただけなのに感じて声が出てしまい、恥ずかしくて手で口を塞ぐ。



「・・・・・・そんな声聞かされたらもう1回ヤりたくなるんだけど」

「ご、ごめん・・・わざとじゃ、ないの・・・」

「はぁ・・・・・・誘うの上手いな、は」



ちゅっと額に口付けをくれる。

恋人同士のようなやりとりが何だかくすぐったい。

これは・・・酔った勢いというものだろうか。

確認をしないまま身体を重ねてしまったが、零との関係はこれからどうなっていくのだろう。

行為中にくれた"好き"はどういう意味なのだろう。

本人に聞きたいが、「付き合う気はない」と言われるのが怖くて言い出せず、零の目をじっと見つめていた。



「・・・ん?本当にもう1回するか?」

「ちっ違う!!いや、違うというか・・・したくないわけではなくて・・・その・・・」

「ははっ。したいと思ってくれてるんだ。萩原に持たされてたのがやっと役に立ったよ」



いつの間に着けていたのだろうと不思議に思っていたゴム。

さすがに好きな人でも着けずに挿れるのは抵抗があったので、零が持っていたことに驚いた。

萩原さんに口煩く言われて持ち歩いていると聞いて、いつ何処で誰とでも・・・ということか!?と疑ってしまい、零に睨まれた。


ごめんなさい。

零はそんなことしませんよね。



「俺はにしか使わない。もうとしか、したくないから・・・。俺の彼女に、なってくれるよな?」

「・・・・・・なる!!」

「可愛い。好きだよ、」




今まで離れていた時間を2人で埋めていこう。

零、大好きだよ。




Fin.
/ 100ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp