第5章 レックウザ
「スピネル様!」
「何ですか?ソランさん」
「俺は‥何をしたら‥」
「何もしなくて構いません!」
スピネルは微笑んだ
「ですが‥‥」
「私はイワンさんとジーメンさんにお願いしたので‥今回あなたの出番はありません」
ソランは唇を噛み締めた
(つまり‥用済みって事かよ‥くそ‥あの女せいで‥俺は‥許さない‥‥)
「どこへ行く気ですか?ソランさん」
「あの女の所へ行ってきます」
「何をしに?」
「復讐です」
「暴力はいけませんよ?」
スピネルは声を低くしそう言った
「行くぞゾロアーク」
「ゾロアーク!」
ソランはゾロアークと部屋をあとにした
(許さない‥‥許さない‥許さない)