第27章 ゾロアの誘拐
「昨日からの風を考えるとこの辺りにいそうなんだが‥」
「ピカ!」
キャップは指を指した
「あ!フリード!あそこの草むらにいるよ!アノクサ!」
「ビンゴだ!」
「おーい!アノクサ!僕達シャインさんに頼まれて探しに来たんだ!」
ロイは大きな声でそう言った
すると風でどこかへ飛んでいくアノクサ
「あ!待って!」
「追うぞ!」
アノクサを追いかけた
「キャップ!行けるか!」
「ピカピカ!」
ニャオハ達もキャップに続いた
アノクサは曲がっていく
「あ!」
「任せて!」
ロイは走り出した
ロイが曲がり角を曲がると何かとぶつかり尻もちをついてしまった
「ロイくん大丈夫?」
曲がった先にはサイドンが数匹いた
サイドンはこっちを見ると走ってきた
「うわぁ!!」
「逃げろー!!」