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ゲスいヤツ
第2章 まじですか!
「さっ、入ろうか」
私の背中の後ろに腕を回され
エスコート?されながら
店内に入った
エスコートというか
単に逃げられないように
しているだけのような…?
売れっ子の芸人さんなので
お店は個室の様子
騒がれると大変だもんね
個室に入って
それぞれ飲み物を頼む
お酒を勧められたが
もしものことがあったら
かなりヤバいので
丁寧に断って烏龍茶にした
「名前は?」
「島崎…島崎えりかです」
「じゃあしまえりって呼んでいい?」
「はっ…はい…///」
ダメだ…緊張する…
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