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ゲスいヤツ
第4章 アタフタ
村本さんがキスしてきた
ビックリして恥ずかしくて
ちょっぴり嬉しくて
でも、自分の気持ちに
素直になれず
あんなこと言って
飛び出してしまった
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22:06
もうそろそろ帰らないと
重たい鞄を担いで
駅に間に合うように走った
ボキッ!
「あれ?」
ボテーッ!
…転んじゃった
てか、なんか折れたような
辺りを見回すと
ヒールがやられていた
「うわー、やってもたー」
どうしよう…もう夜遅いから
お店が空いているところは
ほとんどないだろう
ひとりでアタフタしました
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