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呪術千年恋 〜呪いの王に嫁入りします〜

第18章 都での異変 〜前編〜


いよいよ真白にとって初めての呪霊討伐の日になった、と言っても1週間は見回り程度で様子見くらいだが状況が変わるなどと不測の事態だった場合は即座に祓うらしい

「はぁ……初日で祓うとかあるのかしら?」

真白はそう呟いて、静まり返った都を歩いていた
隣には環がいなく、真白が見回り行く前に何処かで見ていると言っていて一旦別れた
少しは頼りになる環がいない、真白は少し不安になっていた

(夜の都ってこんなに怖く感じる……それにすぐに呪霊に会ったらちゃんと対処出来るかな……でも師匠に教わったものもあるし大丈夫大丈夫)

なんとか自分を落ち着かせ、真白は平常心を保とうとする

「!?」

(凄く嫌な気配を感じる)

平常心を保とうとするが何かの気配を感じて辺りを警戒する
気配を感じた方向に走ってみると辿り着いたのは不気味な裏路地
なんとそこにその場に相応しくない刀を持った黒髪の少女が居てその少女は今、呪霊らしきものに殺されそうなところだった

(危ない!!)

真白は持っていた滝夜叉の鞘を抜いて、少女を襲っている呪霊を斬った








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