第16章 不思議な夢
「でももしかしたら滝夜叉が私と繋いでくれたのかもしれないね」
玲花は微笑みながら言った
「そうだといいな」
真白は滝夜叉の鞘を軽く撫でた
「あ、そうだお母さんってめちゃめちゃ強いって環が言っていたんだけど私に剣術を教えてよ」
思いついたように真白は言った
「まさか環まで知ってるとは……まぁいいわ、教えてあげる」
「ありがとう、お母さん!!」
真白は満面な笑みでお礼を言った
「そのお母さんってやめてくれる?なんか……びびっと来ないのよね」
(びびっとって)
「んー、じゃあなんて呼べばいいの?」
「そうだなーー師匠とか」
「じゃあ師匠、よろしくお願いします!!」