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【KP】BL

第32章 【花に想いを】【ソムな関係】






ミラノでの仕事を終えて、
たくさんたくさんインスピレーションをもらって
ワクワクで帰国した日。


早く廉とものつくりしたいなぁって思いながら
バゲージクレームで荷物を受け取ろうと待ってたら
廉から“おかえり”ってメッセージが届いた。


廉って前もそうだったけど、なんで帰国と同時に
メッセージくれんの?!どっかから見てんの?
これが一心同体ってことなの?!

って割と熱量高めに不思議がってたら
空港から自宅に向かう途中の車の中で
「搭乗飛行機の情報は永瀬さんには共有してますよ」
とマネくんから教えられた。

まぁ…それなら納得。

けど、オレは自分のスケジュールで手一杯なのに
廉はオレのことまでちゃんと把握してくれて
すごいなぁって思う。

多分、携帯のデータとか部屋と一緒で
廉の頭の中ってすっごく整頓されてるんだろうなぁ。

廉って過去の思い出について話してたらそのときの
動画をポンって見せてくれたりするんだけどさ、
マジで、オレからしたら魔法なんだよね

一応、廉を見習ってフォルダを作りはしたものの
あとで整理しようととりあえず詰め込んでは
パンパンになって、結局探せないオレとは大違い。


車窓から流れる東京の街並みを眺めながら
帰ってきたなぁ…ってしみじみしてたらさっき
届いた廉のメッセージに返信してないことを
思い出す。

“ただいま”“明日おみやげ持ってくね”
と送信してひと安心した途端、睡魔に襲われたオレは
廉から秒で届いた“明日楽しみにしてるわー”の
メッセージを夢うつつの中で確認しながら
眠りに堕ちた。


***

翌日の振り入れにみんなへの
お土産を抱えてスタジオに向かうと廉がいた。

「おっつおっつー」なんて軽い挨拶を口にしながら
数日ぶりに近づいてくる廉はやっぱり…キレイで。

向こうでもたくさん煌びやかな人たちを見てきたけど、
やっぱり、オレが出逢った人の中で
廉が一番、キレイ…そんなことを思ってたら


「…なにボーっとしとんの? 時差ぼけぇ?笑」
なんて、笑われた。

―――言えない。廉に見惚れてたなんて。


「あはは、そうなの、、
 眠いのになんか寝れなくてさぁ…」

「……またぁ?
 ほんならナイーブくん今日お泊りする?」

「えっ…いっいいの?!」

「ええよー、最近少し落ち着いとるし」










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