• テキストサイズ

【KP】BL

第13章 【罪深いのは…】






「うん、久しぶりだったし、楽しかったよ」
「…よかったやん。」なんて、一生懸命言ってくれる
廉って、健気だなって思う。オレにはできない芸当。


「けど、廉も一緒だったら
 もっと、楽しかったんだろうけどね!」
「すぐ、そういうこと言う…」なんて言いながらも
ちょっぴり嬉しそうな廉はやっぱり、かわいくて笑


「…紫耀も来てくれたんだよ?」
「はっ?!なんよ、それ!イケメン2人に囲まれて
 さぞ楽しかったんやろうなぁ!!
 やって、海人はガチのメンクイやもんな!?
 さっき言うとった俺の好きなとこやって、
 まぁまぁガワやったし…!」


噛みついてくる廉とは裏腹に、
ちゃんと廉の好きなとこを聞いてくれてた廉が
可愛くてたまらない笑


「たしかに楽しかったけど、やっぱりオレは…
 廉と一緒にいる時間が一番幸せだし、好きだよ!」
そう言葉をかけながら照れる廉をバックハグすると
廉の素直スイッチが入る。


「…俺、悔しかった。」
「うん」
「俺が海人の、当てたかったし…」
「うん」
「…海人のこと何もわかっとらんって言われて、
 悔しかった。けど…、
 たしかにそうやなって思った、し、、」

「ふふっ廉、かわよ笑 勇斗くんもさ、テレビ的に
 面白くするためにそう言っただけだから…」
「わかっとるけど…あ、海人がかばいよった、。」
「あー…
 このモードの廉さんには何も言えねぇわ!苦笑」


一頻り笑い合ったあと、廉を抱きしめてたオレの腕に
親指をスリスリさせてきて甘えたモードの廉、。




「だって…悔しいやん、、
 海人は俺の、やのにって…」




そんなん言われたらもう、、無理で。




可愛すぎる恋人の肩をガッと掴んで
自分の方に向き直させた途端、




廉の唇を強引に奪って、
荒々しく口内を犯しては




廉の目尻にうっすらと、浮かんだ雫を
舌で舐め取り欲望のままに…




廉のカラダに沈み込む―――




散々揺さぶり倒した後、廉に覆い被さりながら
「…わかった?廉はオレので、オレも廉のだって…」
なんてわからせる。




罪深いのは、
オレか、レンか…。










💛Fin🩶










/ 172ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp