第9章 嬉しい
「まぁそうだね‥関わるのは授業だけだけど‥でも休み時間とか話したりするし」
「堀ー休み時間終わっちゃうよ?教室戻ろ」
「そうね!じゃあね!皆」
「うん」
堀は気になったことを聞いてみた
「ねぇ‥透‥宮村‥由紀‥」
「どうしたの?堀さん」
「私‥さんに電話したんだけど‥」
「珍しいな堀がさんに電話って」
堀は頷いた
「その時さ‥安田に似た声がしたのよね」
「え‥」
石川は足を止めた
(まずい‥‥バレたか?堀に‥‥)
「安田がさんの家にいるわけないじゃん!堀ー」
吉川はそう言って堀を軽く叩いた
「でも!あの声は安田よ!絶対に!」
「堀さん似てただけじゃない?」