第5章 スーパー
「安田の家ってどこ?近いのこのスーパーから」
「‥俺買い物中だから」
すると安田のスマホが鳴った
「いまスーパー!何買えばいい?」
石川と井浦は顔を見合わせた
「奥さんかな?石川!」
「安田は独身なはずだぞ?」
安田は二人の視線に気づいた
「なんだよお前ら」
「電話の相手誰?」
「誰でもいいだろ?別に」
「安田ってひとり暮らしじゃないの?」
「二人暮らしだ」
「彼女!?」
「ちげーよ‥」
石川と井浦は安田のあとを追った
「お前ら‥ついてくるなよ」
「何買うの?」
「カレーの材料‥」
「てか秀買い物あんだろ?」
「麦茶とラップだけだから!」
「そ‥そうか」
安田はレジに向かった
「なぁ!石川!安田の後つけようぜ?家行こうぜ!一緒に住んでる人気にならない?」
「気になる‥」
「よし!決まり!」