第3章 嫁
「お前‥井浦が好きなんだろ?」
「うん‥でも秀は綾崎さんが好きだから‥喧嘩強い女は好きじゃないんだって!ひどいよね秀」
「あのさ‥なんでお前人によって井浦の呼び方違うんだ?」
「そう?」
「だって‥俺の前では秀だし‥でも学校では君付けだろ?」
「言われてみればそうだね‥あ!私秀と二人きりの時は井浦くんって呼んでるかも‥‥」
すると安田のお腹がなった
「あ‥ごめんね!先生!お腹空いたよね!オムライス出来てるから今温めるね!席座ってて!」
「なんで今日俺に弁当作ってきたんだ?俺は嬉しかったけど‥井浦が好きなら井浦に作れば良くね?」
「練習‥‥」
「練習?」
「うん‥いつかは秀に作ってあげたい‥でもその前に先生で練習!」