第25章 文化祭
石川が廊下で待っていると安田が歩いてきた
「安田」
「は?」
安田が教室に入ろうとしたため石川は止めた
「今二人で話してるから終るまではやめとけ」
「‥そうか」
安田は石川と一緒に廊下で待つことにした
「井浦くん私はあの時の事を許せない‥井浦くんを許せないんじゃなくて‥基子ちゃんを泣かせちゃった自分を許せないの‥井浦くんがあれは違うって何回言おうが私はきっと自分を許せない‥でも私も基子ちゃんも秀の事も好きだから!」
「‥」
「ねぇ井浦くん!前みたいに秀って呼んでもいい?私井浦くんの事下の名前で‥秀って呼ぶの結構好きなんだよね!」
はそう言って笑った