第19章 決まり
は安田と湯船に入った
「お前‥恥ずかしくねぇのか?」
「‥恥ずかしくないわけじゃないよ?でもいいの‥」
「で?何があって井浦の妹を泣かしたんだ?理由があんだろ?」
は小さく頷いた
「今日‥帰り道‥基子ちゃんが男の人達に囲まれてて‥助けようと思って‥‥退治してたの‥蹴りまくったけど‥で退治した後に‥秀が走ってきて‥その時基子ちゃん泣いてたの‥それで秀に泣かすなって‥言われて‥私が悪い悪くないにしろ‥泣かせた事実には変わりない‥‥基子ちゃんを泣かす奴は例え私だろうと許さないんだって‥‥」
は止まった涙がまた流れた
「やっぱ‥井浦にお前任せらんねぇわ‥」