第1章 見守る -牛島若利-
音羽 side
私たちの最後の大会が終わり、3年生は受験や就職に向けて動くため引退となる
副主将からの引き継ぎ、そして主将から一人一人へのアドバイスが終わり、監督に言われた通り100本サーブが始まった
牛島「あ、そうだ、音羽」
『ん?どうしたの?』
牛島「これが終わったら少し待っててくれないか?」
『?わかった』
天童「ふーん、若利くん一途~」
牛島「それがどうした、天童」
天童「んまっ!」
『?』
天童「音羽ちゃん頑張ってネ」
『?うん』
100本サーブも終わり、続々と寮に戻る
牛島「音羽」
『あ、うん』
牛島「ついてこい」
『…うん』