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ドラマみたいな恋愛なんてあり得ないと思ってた

第4章 出張1日目


あれ?



私、何か変な事、言った?



「あっ、ごめん、変な事、聞いてしまって。気にしないで。」




そう言って課長は、建物の中に入って行った。



何だろ?



今日の課長、何か変だな?



いつもの爽やかな課長じゃない。



私、何かしたかな?



私がボ〜ッと考えてたら「さん?行くよ?」って先に入ってた課長が振り返って私に言った。



その声で「はっ!!」と我に返り、「あっ、ごめんなさい」と言って小走りで中へと入った。



久し振りに鶴田社長に会うから緊張する。



彼は本当に誰が見てもイケメン。



美鈴が、もし鶴田社長を見たら一目惚れする事は間違いない。



だけど私は浅岡さんが好き。



それは、何が何でも変わらない。



チラッと横目で隣を歩く課長を見た。



でも、課長が現れてから私の心は完全に乱されてる。
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