第23章 キャラクター紹介
看守長
おんりーたちなどを捕らえていた牢獄の最高管理者
その裏の顔は、政治方針に反乱が起きないようにするために「愛」は悪であるという考え方を強く信じ、貫こうとした「愛」を持っている人間の一人であった
看守長をやめた以降、彼の行方を知る者はいない
百年以上前の王様
百年以上前、妻を心から愛していたがために、妻を亡くしたあとは心が荒み、周りからの推進もあって世界を「愛」のないものへ作り替えようとした
本当は妻のその美しさゆえに争い、嫉妬や恨みなどが絡んだのを政治家たちが利用したとは、当時は知る由もなかったのである
ドラゴン
政治家たちが作り出した存在しない架空の生き物
百年以上前の王様を利用するがために「愛」という病気があるとあの手この手で騙し、どうにかして「愛」を広めようとする人々を捕らえるためのエサとして、オアシスの地下にドラゴンの住処があると大嘘を流されただけの存在
政治家たち
この世界は王政ではあったが、細かな法などは王様の元で仕えたり、または反対意見を述べたりする国家システムにいる人々であった
「愛」のない世界の本当のことを知っているのは政治家たちでもほんのひと握りで、その他大勢は「愛」がないために、言われたことはなんでもする言わばロボットであったといっても過言ではないのだろう