第55章 チカコ
「守ー!バス乗ってお出掛け行こー!」
私と玉木さん頭花さんで、
久しぶりに外食へ行く事になりました。
玉木さんの車はあるけれど守のリクエストで
バスに乗って行きます。
守
「ブーブーだいっきぃーー!!」
訳:バス大好き
←服装はパツパツのスキニーズボンに
変な顔をしたクマさんのTシャツ
玉木さんと手を繋いで家から出てきました。
頭花
「なんだよ、そのラッキー!みたいな言い方ww」
←守のおぼつかない言葉に毎回突っ込む人
守
「とうー!ババーイ(๑・̑◡・̑๑)ノ"」
訳:頭花はイラナイ
玉木
「おや、頭花さんは"お留守番"みたいですね。」
←スーツから私服に着替えた人
頭花
「は?俺も行くぜ!!
お前の母ちゃんの奢りで沢山食ってやる!!
んでもってこうしてやる!」
"バッ"
「!!」
頭花さんが私の手を握りました。
守
「(๑•ૅㅁ•๑)!!」
頭花
「イライラすんなよ!!
守くんは"たまっち"と手繋いでるだろーよ?」
守
「(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾とうーキアイ!!」
守は玉木さんの足にしがみつきます。
玉木
「頭花さん、
あまり守様をイジメると
本当に嫌われてしまいますよ。」
玉木さんは守を抱き上げます。
守
「(#˘・з・˘)ぶぅー」
←玉木さんに抱っこされながら
頭花さんを指差して怒ってる。
頭花
「守は俺の事は嫌いになれねぇーよな?
バブの時からマブダチだもんな?」
守
「(。-_-。)フンッ」
頭花
「おっ!シカトかよ!!!」
抱っこされてる守のお尻を
プニプニ触る頭花さん。
頭花
「一丁前に男が怒れんのは、
ライオンさんオムツが外れてからだぜ?」
「(・・;)」
(....まったく頭花さんてば...)
頭花さんは、
食べちゃいたいくらい守が可愛いから
ついイジメたくなると言ってるけれど...
本当に嫌われてしまいそう。