第51章 お金
2人きりだった食卓は1人増えて
3人になりました。
禪院進
「これが"普通"の家庭の夕食なんですね!
わぁー!とても美味しそうだ!!」
禪院さんの前に、
彼の夕食を支度すると大げさと思うほど
喜ばれました。
「...よっ...良かったです。
どうぞ召し上がっ...」
禪院進
「いただきまーす!!!
悟さんが稼いだお金で食べる
普通の夕食...感動です(*≧∀≦*)!歓喜ですよ!」
「あっ...悟さんのお金というのは
間違いないですけど、
このお金は悟さんが子供の頃、
親戚の方から貰った"お年玉"だそうですよ。
だから働いたお金では...」
実は悟さんは私に数百億のお金を預けようと
してくれたのですが、
怖すぎるのでお断りをしたのでした。
その代わり...
五条悟
[遠慮しなくて良いのにーー。
...あっ!それなら....
ガキの時にお年玉を貯め続けた
口座があるからそれにするかい?
所詮お年玉口座だから少額だし、
持ちやすいんじゃない〜?」
[その口座はお幾らですか(;´д`)]
←恐る恐る聞く
五条悟
[7億☝️]
[なっ...Σ(○口○lll)]
少額と悟は言うけれど7億円...
私と育ちが違うんだと
格差を知ったのは良い思い出です。