第46章 夜の玉木
チカコは、
"ハッ"とした表情になったかと思えば
俯き...泣き出してしまった。
玉木
「客に気を遣わせるなよ。
なに?なんかあったの??」
私は落としたタコさんウィンナーを
広い集めながらチカコに話しかける。
中村チカコ
「うゔっ.....
あ、アンタに関係ないでしょ!!
優しくしないでよ!!
どうせ私が夜の女でデブスだから
ちょっと優しくしたら"デキる"と思って....!」
(こんな悲しい言葉が次々に出るというのは
普段からお客に色々と言われてるのでしょうね。)
玉木
「思ってねぇよ。
なんで初回で場末のスナックのママと
デキると思うんだよ。
客来なさ過ぎてドラマな展開夢見過ぎな。」
床に落ちたタコさんウィンナー🐙を拾いあげると
そのうちの1匹を摘み上げた。
玉木
「Σ(゚д゚lll)!?」
(う"っ!タコさんウィンナーにチン◯が!!
落ちた時に付いたのか...
これはおそらくチカコさんのですね( ̄▽ ̄;)
こ、これは...予想外ですが...
使える......使えますね!!! )
←チカコさんにはチ◯コは付いてません。
中村チカコ
「ちょっとそれ..
付いてる!付いてるってば!!
"ワカメ酒"とは意味が違うから!食べちゃだめだよ!
アンタはこんな私の為に優しくしてくれた、
気遣ってくれたじゃないか!!
それだけで十分よ!だから...
だからこれ以上は...やめ...」
チカコが俺に向かって走り寄ってくる
玉木
「俺の器を、お前の物差しで測るなよ。」
"カウンターの光に照らされる
チ◯ゲ付きのタコさんウィンナー"
俺は迷わず
玉木
「ぱくっ」
口の中に入れた。
(考えるな...思い出すな...味わうな!
早く飲み込め!!)