第45章 黄門

玉木
「では私が悟様の代わりに言いましょう。

＂その程度の事で引っ越し？意味わかんない＂

ですね（＾_＾）」









「えっ（;￣O￣）！？」







玉木
「なんで＂逃げ＂を選択するのですか？

貴女はどなたの女ですか？悟様ですよね？？

ならば攻撃をせずに尻尾を巻いて逃げるのは

恥ずかしいと思いませんか？」









「私はその...口も上手くないですし...

賢くも無いので...攻撃だなんて...」









玉木
「あちら様が卑劣なやり方で、

様と守様を追い詰めようとするならば、

こちらもそれを上回る卑劣さで

攻撃をすれば良いのです。」









「え？」








玉木
「私に卑怯な者の心当たりがございます。

後は私にお任せしていただけませんか？」







ルームウェアを着ているはずの玉木さんですが、

なんだかまるでスーツを着ている時のような

凛々しさを感じます。






(お願いしようかな、、、うん！そうしましょう！)









「水戸黄門さまーーーｯ！！

おねがいしますぅ(´；Д；`)ゔぅっ...

卑怯な奴にどうか天誅をーー！」







堪えていた感情が溢れ出します。








玉木
「お任せくださたい。

水戸黄門さまの名にかけて...

必ず玉木が天誅をくだします（＾_＾）」