第44章 目撃
「...あったら引っ越しを許してくれます?」
ダメもとで質問に質問で答えます。
玉木
「それは理由次第です。
もしその理由が守様の前で
お話をするのが難しいのなら、
今夜、改めてでもよろしいかと(^_^)」
「………」
私は抱っこしている守を見ます。
守
「(о´∀`о)ノあっち」
訳:あっちに行きたい
(この子の前では...話したくないわね。)
「玉木さん。
今夜コーヒータイムをお借りしても大丈夫ですか?」
※コーヒータイムとは...
玉木さんの深夜のリラックスタイム。
大体新聞を読んだり、パソコンを触っていたり
護衛中の唯一の休憩時間と言っても過言では
ないでしょう。
玉木
「コーヒータイムですね(^_^)
はい、良いですよ。」
という事で、引っ越しの理由をお話しするのは
コーヒータイムに持ち越しになりました。
「あっ!洗濯物を取り込んでなかったわ!」
"ポスッ"
私は床を守を降ろすと、
お庭に向かいました。
守
「\(˘・з・˘)/ぶぅー」
←無視をされて不機嫌さん