第43章 宿儺と私と銀梅眼
ミツ
「私を想ってくれるのは...ハァハァハァハァ...太郎だけ.....
......みんな冷たいね......
見返りがない妊娠をしたって分かったとたん...
家から追い出すなんて....ハァハァハァハァ....
ん...あぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー!痛ーい!!!」
ミツさんが叫ばれたのと同時に、
ムワッと血液のような匂いが
家中に広がりました。
←猫だから鼻が良い
「!!」
これは...
私は急いでミツさんの足元に移動します。
"タッタッタッタ.....🐈"
「!!」
(やっぱり頭が...見えてる!!!)