第41章 宿儺
「実は昨晩...」
上機嫌な守にご飯を食べさせながら
私は昨日腹貸しやの皆様と交流したこと、
竹田さんが"悟"さんとよろしくやっていること
をお話をしました。
玉木
「なるほど...インターネットで、
皆様とお逢いしたのですね(^_^)
構わないと思います。」
(良かったぁ...怒られるかと思った💦)
玉木
「竹田様も間引様も有名な腹貸し家様ですが、
元は家から派生した一族様方なのですよ。
ですからもう血の繋がりは無いかも知れませんが
遠縁の親戚様ということになります。」
「え!?そうなんですかಠ_ಠ?」
←信じない人
玉木
「私が嘘をついて得する事は
ございませんよ(^_^)」
(確かに...)
玉木
「そして竹田様の仰っている事ですが...
"無い"と断言できます。」
玉木さんは、
守の口の周りを拭きながら断言されました。
「なんで断言できるんですか?」
玉木
「悟様は今...身動きが取れない状況にあるからです」
「身動きが取れない...」
あの写真を思い出します。
玉木
「はい。
ですが身動きが取れない状況なだけで
命を落とした訳ではありませんので、
きっと...様や守様のもとに
戻られると思います。
その時まで一緒に悟様を待ちましょう!」
(そうね...亡くなってないのならまたいつか逢える...)
「それにしても、竹田さんてば...
なんで嘘を吐いたのでしょうか(´・ω・`)」
玉木
「分かりません(^_^)」