第38章 玉木視点
「あっ...あっ...あぁ......」
器用に歩行するソレは、
徐々に深夜の入室は禁忌となっている
部屋の前に到着した。
(様と守様がお休みになっている
部屋に用か?)
更に観察をしていると...
ソレは吸い込まれるように部屋に入っていく
玉木
「まずい、守様を起こしてしまう!」
私は慌てて部屋の中へ
お叱りを受ける覚悟で入ると。
守
「(。・ω・。)あぶっ!」
玉木
「!!」
守様がお座りをして、
アイスの空箱を振りながら
女の生き霊を見つめていました。
(やはり視えているのですね。
しかし深夜こうして様を起こさずに
1人遊びをなさるなんて...
なんて母親想いの良い子でしょう(*´ω`*))
さんは、
布団を抱きしめて眠っておられます。