第36章 健診
【玉木視点】
公民館に向かう様の後ろ姿は
とても不安そうに見える。
玉木
「様(´;Д;`)!
なんとお寂しい姿...」
使用人の私に決して我儘を言わないですが、
今日の守様の半年健診に付いてきて欲しいと
懇願されました。
本当ならば使用人である私は、
頼まれれば必ず承知いたします。
けれど..."時"と"場合"を考えないで
承知致しますのは"三流使用人"がすること...
出来る使用人は、悟様が戻られた時に
自然に"父"として家族に溶け込む事ができる環境を
ご用意すること。
ですので親子とは適切な距離をとります。
そして...
行き過ぎた写真撮影なども致しません! ←嘘
玉木
「あっ!様!!
奥様方とご挨拶を!!!!!
良いですよ!その調子でございます(*´人`*)」
📷
"ガシャ"
玉木
「はじめての親子交流記念に...」
悟様が万が一戻られないという事になっても、
母としての"心"が成長していく事で
乗り越えられる事が増えます...
私はそんな成長するさんを、
全力でサポート致します!
📷
"ガシャガシャ"
玉木
「あの奥様方の素性を調べなくては...」
【玉木視点終わり】