第35章 はこ
玉木
「やはりそうですね。」
「どうしました?」
玉木さんはブタのぬいぐるみの
頭?部分から何かを取る仕草をされました。
玉木
「呪い...玩具売り場で長く売られていた
このブタさんには"欲しくても買ってもらえなかった"
子供達の"念"が呪いとなって憑いていました。」
「(´⊙ω⊙`)!」
玉木
「守様は悟様のお子様なので"視る"力が
あるようですね。
だからブタさんをお気に召されなかったのでしょう。」
「へぇー( ・∇・)」
すると玉木さんは、
ブタさんを改めて寝返りで横を向いている
守の目の前に登場させます。
"クイクイッ"
玉木
「"ボクと遊ぼうよー"」(裏声)
守
「_(:3 」∠)_シーン・・・」
(え?)
玉木
「そんな...このブタさんは、
ベビー玩具部門特別賞を授与された
ブタさん人形ですよ!!?」
"クイックイッ"
再度チャレンジする玉木さん。
玉木
「"ボク、カワイィ〜ね!一緒にあそぼうよ!"」
(裏声)