第31章 感情
ー19:00ー
"バッ!"
頭花
「やっべー!!眠ってた!!」
五条家に守を預け、
直ぐに沖縄に戻ってくるという
慌ただしいイベントでだいぶ疲れているようだ。
(は!?)
助手席を見ると...
頭花
「くっそ!アイツ騙しやがった!!」
は戻っては来ていなかった。
頭花
「...俺から逃げられると思うなよ!!
30分で見つけてやる!!」
(もしや8万円は逃走資金に使うつもりで
俺から借りたのか!?
でも飛行機は乗れねぇーだろ?
沖縄からは........まてよ.....
鹿児島行きのフェリーがあったか!!)
頭花
「そんな知恵、アイツにあると思わないが
万が一があるし...行ってみるか!!」
一刻も早く車で向かう為、
コインパーキングの精算をしようと
車外に出ると...
「あっ、起きられたんですね(*´∀`*)」
可愛い女がお茶のペットボトルを持って、
こっちに向かって歩いてきた。
頭花
「...(-.-;)」
(なんだ...飲み物買ってきただけか...)
「あ、あの💦ごめんなさい💦
入院代を支払って少し余ったので、
お茶を...」