第235章 お・も・い・や・り
【五条家/守視点】
守
「………」
夕ご飯を食べたオレは
おとーから"読んでみる?"って渡された
五条家相伝の術式が記された古書の
現代語訳バージョン?
多分?おとーさんが小学生の頃から書いていたものを
部屋で読んでる。
守
「無下限呪術はオレは使えない。
でもこれは出来るかも!!」
幾つか六眼を持っていないと難しいものが
あるけど、
相伝の術式はそれだけじゃないから勉強になる。
守
「これなんてドラゴンボールの
カメ…なんとかみたいでカッケー…
でもなー…オレ……
宿儺の術式の方が得意なんだよねー」
宿儺の血が濃い俺は銀梅眼を持っているので
きっとその影響だ。
守
「よっと…」
人差し指と中指を伸ばし
その2本の指をくっ付けて
上から下へ軽く降ろすと…