第233章 悟の憂鬱
【廊下にて】
TEL
「もしもし」
TEL玉木
【先ほどの問い合わせのご返答です
大変申し訳ないですが…
そちらへは守様とちづる様を
行かせられないとの事です。
理由としては
ちづる様がお年頃でして枕が変わると
お休みできないほど繊細だからだそうです。
いろいろな事情はあるかと思いますが
お二人の御面会は京都で
お願い致します。では…」
TEL
「えっ…玉木さん!?あの!!💦」
玉木さんは伝えたい事を伝えたら
早々に電話を切られてしまいました。
(ちづるが繊細💧
もぅ…絶対に嘘ね……)
「子供達を切り札のように使うなんて最低(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
その手に乗るもんですか!」
こんな理不尽な要求には乗りません。
間も無く離婚時に取り交わした子供達との
面会があるので、それまで我慢することにしました。
(守…誘ってくれたのにごめんね💦)