第232章 SMプレイを超えたプレイⅡ
五条悟
「悪いね、お邪魔するよ」
部屋にやってきたのは悟さんでした。
一階からは"食器"を洗う音が聞こえてきます。
「下に行きますよ?
ここは寝室だから…椅子も無いので」
"バサッ"
(!!)
一階に行こうと悟さんを誘うと
私は正面から抱きしめられました。
「……悟さん……」
久しぶりに抱きしめられると
初めて出逢ったあの瞬間から
前の私が死ぬ直前に言ってくれたセリフまで
一気に思い出が溢れてきました。
五条悟
「暫くこのままで……」
その言葉通り
悟さんは暫く私を抱いたまま
動きませんでした。