第230章 怒られる
東堂
「やっぱ嫁だったんだな。
いつかホテル襲撃した時に
2階に宿泊してたろ?」
どちらかとなく
ベンチに座ると東堂さんが
口を開きました。
「……なっ…なんの話しですか…」
東堂
「ん?嫁は嘘が下手だな。
顔に出てるぞ。」
東堂さんは私の顔をガン見して
そう言いました。
「すっ…すみません…」
(だってあんな事をした人だよ!?
いくら祐太のお父さんだからと言って
ちょっと……)
東堂
「まーいいさ。怒っちゃいないからな。
それより祐太のやつ
だいぶ大きくなったな!!」
「(´⊙ω⊙`)」
(あのいっときで、
店の奥に寝かされている祐太を見ていたなんて!
凄い観察力……)
「はぃ。おっぱい沢山飲んで、
沢山寝て…将来はきっと
東堂さんのように大きく育ちそうです(*´∀`*)」
東堂
「そうか!?そう感じるか!!?
そうなれば…ガハハハッ!!
俺の全てを仕込んでやるさ!!
祐太!!もっとガッツリ育てよ!!」
東堂さんはどこでスイッチが入ったのか…
勢いよく立ち上がると
拳を寒空に掲げました。
東堂
「いや待て…
生前の優太はモヤシ野朗だったから
そうなっちまうのか!?」
(モヤシ野朗って……(^_^;))
東堂
「……おっといけねぇー
会った時から聞きたい事があったんだ。」
興奮したかと思えば冷静になる忙しい東堂さん
「なっ…なんです(;´д`)?」