• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第224章 五条家





私なりの必死の抵抗でした。







五条悟
「嫌い?僕がちゃんの事を??

…まさか!

なにそれ…なんかのジョーク??

僕は一筋だよ。

ほらー、僕ってこういう性格だから

勘違いされやすいでしょ?

なのにちゃんはいつでも丁寧語で

笑顔で僕と接してくれる…

それがどんなに幸せな事かちゃんを

一度失った時に考えさせられた。

新しいちゃんと出逢った直後は

もちろん嬉しかったけど…

正直新しいちゃんをちゃん

だって認められなくて、

多少ドライな対応したけど……

心底嬉しかった。」










悟さんは懐かしそうに語ります。







(悟さんは忘れてる…

私が死んだ直後に…

あの北側の部屋で香織さんを抱いたこと…)









あの虚しさは今思い出しただけでも

涙が溢れてきそうなほど辛かった。








それに私の元の身体の命が尽きかけていた

数ヶ月もの間ずっと

病室で1人放置されていたし。










「そういうの…もういいですから…」








私は悟さんから目を逸らします。







五条悟
「僕は誰かの心の状態を察するのが

昔から苦手なんだ。

僕に対して不満があるなら話して」







話し合いの拒否をしても悟さんは

私の進路を塞ぎ更に聞いてきます。










/ 5696ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp