第224章 五条家
〜30分後〜
ちづると守が完全に眠ったのを見届けた私は
そっと布団から抜け出します。
「悟さん。
そろそろわたし祐太を連れて帰りますね。
さよなら…」
小声で悟さんに声をかけると
悟さんは起き上がり私の側にきました。
五条悟
「帰るのは子供達が起きてからでも良いでしょ?」
「…それはそうですけど…
お互いお別れが悲しくなるだけかなって…」
悟さんが甘い声を出して
私を抱きしめようとしたので
スッと自然に避けました。
五条悟
「今、さり気無く逃げたよねー」
「私の事…嫌いなのに…
そういうのやめてください」