第223章 愛のかたち
禪院叶
「ほら出来たぞ」
そう言うと叶さんは
私の顔に顔を近づけます。
「かな……」
禪院叶
「話すな
…お前は今凄く綺麗に見える」
「( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )ぇ?ありが…」
禪院叶
「だから喋んなって」
叶さんは大切なものに触れるかのように
私の頬に触れると
禪院叶
「……ッ…」
私の唇を普段のぶっきらぼうさんとは
思えないほど、
優しく深くさらいました。
(うれしぃ…)
私は初めて腹貸し以外での
恋をして…
こうして好きになった人とキスができて
嬉しいのです。
"パチャ"
私もそのキスにこたえる為に
叶さんの腰に手を回しました。