第222章 ゴミの捨て方
とは言っても家の中にあがらせるわけには
いかないので、
ガレージの中でゴミを漁っていた理由を聞きます。
禪院叶
「なんでゴミを漁ってた」
頭花さんは正座をして床に座り
その横にはゴミ袋が置かれています。
頭花
「禪院家の奴には話したくねぇー!クソが!」
頭花さんはこんな状況でも
なんらかの信念があるのか
顔をあげ叶さんを睨みつけます。
禪院叶
「まあ気持ちは解らなくも無いがな」
"ゴンッ!"
頭花
「ガハッ!!」
「!!」
叶さんは躊躇することなく
頭花さんの顎を蹴り上げ
その衝撃で頭花さんは
ガレージの壁に吹き飛ばされてしまいました。
頭花
「…ッ……ガハッ………」
そんな頭花さんへの
叶さんの追撃は更に酷くなります
"ドンッ!ゴンッ!!!」
首元を掴み持ち上げ
執拗に全身くまなく殴る蹴るを繰り返し行います
「……………」
あまりの衝撃的な光景に
私はその場に尻餅をつきました。