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五 条 の タ ネ .

第220章 玉木の憂鬱






「無様滑稽!

何も出来ぬはずの腹貸しから

何かをされるのはどんな気持ちだい?」








私は口から血を流す玉木さんの髪を鷲掴みにし

吐血した血を








「ペロッ…」







ひと舐めました。








玉木
「ッ…」








「悔しいだろ…

いや違うな

お前は今無性に私を欲している…」








玉木
「!!」










私は玉木さんの大切な場所に手を当てます











「奥まで挿れて中で出したいと思っている」










玉木
「…ッ…」









私は何度もそれを摩ります。








「理性では抑えきれないな。

でもそれは正しい反応だぞ

お前たちがそうなるように

作られたのが腹貸し家だからねえ」








玉木
「ッ……うっ……!!」








ついにグッタリしてしまう玉木さん











「腹貸しはな………

その命を呪術師を産み出す為だけに

天から投げ出された哀れな魂さ、

だからせめて少しくらい幸せがあっても

良いと私は思っておる。

その為なら五条家に拘らせず

いまこん子には最良の伴侶になりうる

男が側にいるから

そいつで良しとしようと検討中だ。」











玉木
「だめです…

様は悟様と!!」









「おや…まだ話す元気があるのだね。」








私は車椅子に座っている

玉木さんの膝に手を添え

それを入院着の下から忍ばせた。









玉木
「!!」









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