第220章 玉木の憂鬱
玉木さんが入院している病院に到着したのは
予定よりずっと遅い午後でした。
※朝食はしっかり食べろと叶さんに言われ
おかわりまでしたら
予定のバスに間に合いませんでした。
「えと…202号室…」
初めての病院に戸惑ってしまい
なかなか部屋を見つけられずにいると…
「さん!?」
「(。・ω・。)?」
振り向けばそこには
綺麗な女性に車椅子を押してもらっている
玉木さんがいらっしゃいました。
(まっ(*´ 艸`*)♡)
「玉木さん、
昨日はすみませんでした…」
私は玉木さんの前まで行き
90度腰を曲げ
先に非礼をお詫びしました。
玉木
「そっ…そんな!
さんは何も悪くないんです!!
こちらが全ていけないのです!」
玉木さんはなんだか動揺しています。
車椅子を押している女性も焦っています。
「(。・ω・。)ぇ?」
女性
「積もる話は病室で致しましょう。
さあ、様こちらへ…」
女性は玉木さんを放置し私を202号室に
誘導します。
「あっ、あの玉木さんが💦」
女性
「腕が動くなら大丈夫です
それにあんな軽傷…すぐ治せますからね?
気にせず行きましょう行きましょう」
「(;´д`)」
〈玉木は大丈夫ですからお先に!