第29章 変化
頭花
「守、嫌味な母ちゃんでちゅねー!
お前は俺のようにアッサリした良い男になれよー」
守
「(。・ω・。)あぶぅ...」
頭花
「おっ!守、お前話分かるじゃん!!
さすが!"俺が育ててる"だけあるじゃん!」
"スリスリスリスリッ"
頭花さんは守の和らかい頬に
激しく頬擦りをします。
守
「(。・△・。)あぅ」
←ちょっと喜んでる子
(フフッ...なんだかこう見てると、
本当の親子みたいね(*´-`)
悟さんこの光景を見たら嫉妬しちゃいそう。)
「頭花さん、
そう言えば今何処に向かって
歩いてるんですか?」
30分くらい歩いているので、
聞いてみることにしました。
頭花
「シーサーアウトレット!」
「シーサーアウトレット?」
(シーサー関係の商品が沢山売られてるアウトレット?)
頭花
「ベビー服とか、
女の服とか沢山売ってるとこ。
お前、服3着くらいしか持ってないだろ?
良い機会だから買おうぜ!」
「わ、私ですか?
私のは良いんです。守の物が買いたいです(*´꒳`*)
頭花さんありがとうございます!」
頭花
「ありがとうございますって...
おごらねぇーよ!金持ちが( *`ω´)!
つか、旦那ってのは嫁にいつまでも
綺麗でいてもらいたいもんなの!
五条悟が戻ってきたとき、
お前がくたびれた格好してたらガッカリするぞ!」
「え!?そ...それは嫌ですね💦」
頭花
「だろ?」
※実は頭花さんは加茂家の遠縁の親戚だそうで、
私には呪術師や悟さんを知らない
フリをしていたそうですが、本当は知っていたそうです。
でもたまたま"出逢った"だけで何かしようと
近づいたわけではないそうです。
「だけど私...
昔からお洋服を選ぶのが苦手だから...
頭花さんも一緒に考えてくれませんか?」
頭花
「最初からそのつもり。
むしろ俺の趣味でガチガチにしたい!」