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五 条 の タ ネ .

第219章 テコの入れ方





自室にくると

私は姿見の前に立ちました。









「情けない顔してる…」







長い薄桃の髪を左頬からそっと退かすと

赤くなった頬が現れた…

それはいつかの白い雪の上に舞った血液のよう








"ピトッ"








その頬に手を添えると強く痛む









(これが玉木さんの痛み…

しっかり覚えておこう)







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