第219章 テコの入れ方
「捨てる神あれば拾う神あり…
よかったね一人ぼっちにならなくて
だって今こうして私と貴女は話せてなかった…
ちょっと待ってて。」
私はあるものを取りに一旦リビングから出ます。
〈食べ物かい!!食べ物なら間に合ってるよー!
酒…酒とかない!?
(無いわよ…もぅ……)
そして目的のものを持ってくると
女性の前に立ち
「これあげる」
"ガサッ"
彼女の手を取りそれを握らせます。
女性
「なんだよこれ!」
「これでもう一回頑張ってみて。」
女性は私の手を振り払い
封筒の中身を確認します。
女性
「こ…こんなに!?
待って…こぇーよ!!なんでこれをあたしに!?」
「いいから〜( ´ ▽ ` )ね?」
女性は私にそれをつき返そうとするけど
最後には受け取ってくれました。