第219章 テコの入れ方
それからくだらない話しや
女子トークをして…
彼女が何故自暴自棄になって
森を彷徨っていたか事情が分かった。
「男の人に騙されてお金を…」
女子
「こんな見た目だろ?
…好きだって言われれば男なら誰にでも
恋しちまう。人間だって構わない…
でもそれでこうなっちまった(´;ω;`)
もう生きていけないんだよぉ…あたしゃ……」
女性は肩を揺らしながら泣いています。
「ご両親は?
貴女は人間のお母様かお父様がいるはず。
頼れないの?」
女性
「つかアンタさ!
なんでそんなにあたしについて詳しいんだよ。
普通は人間と呪霊の合いの子って分からないもんさ!
もしやアンタ…呪術師かい!?」
女性は私から離れます。
「わたし呪術師に見えるかな?
…私は普通の人間だよ。
ただちょっと事情があって詳しいの。」
女性
「なーんだ!びびらせんなよ。
人間の母親はあたしを産んで直ぐ姿をくらませたし
父親も私を捨てた…」
「それじゃ、どうやって生きてきたの?」
(そっか…だから白目が黒目のままなのね)
女性
「おっせかいなババアが育ててくれたんだ!
もう墓の中だけどさ。」