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五 条 の タ ネ .

第217章 人生をかけたくじ引き





📱
「ゲホッ…もしもし…です…

風邪をひいて…ゲホッ…しまって……

行けなくなりました💦すみません」









迫真の演技で通話に臨みました。









📱彼
「…そう…」









電話の向こうの彼は

なんだか残念そうにそう言うだけで

私を責めません。








📱彼
「ゆっくり休んで」









📱
「…ありがとうございます…」









なんだか仮病を使ってお断りするのに

心が痛くなってきました。








📱彼
「それじゃ」










そして彼はいつも通り淡白な口調で締めると

通話を切りました。








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